カテゴリ:桶茶(振り茶)( 69 )

島へ、お茶旅

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島へ行ってきました。
海を見て、その大きさや波の音にビビりながら、なぜか自分に「怖いけど頑張れ」と言いながら写真を撮ってきました。
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どこを見ても写真を撮りたくなる場所ばかり・・・余計なものが何もないと表現してしまうような素敵な島。
鹿児島県奄美群島の中心に位置する徳之島です。
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なぜ徳之島か。ここには泡を点てて飲むお茶「振り茶」があり、そして受け継がれてきている振り茶だというからビックリです。数年前までは、ほとんど情報も無く、ほぼ行われていないような感じでしたが、なぜかここ数年動きがあり、以前からいつかは行こうと思っていた徳之島だったので、このタイミング!ということで行ってきました。
さすがに飛行機で移動する距離。行き当たりばったりの私も今回はある程度準備をしてから行きました。全く知り合いのいない徳之島。資料館に問合せ、資料を送っていただき、振り茶活動をするグループの方を紹介していただき、その方に連絡、待ち合わせまで決めて行きました。飛行機の乗り継ぎもうまくいき、レンタカーで40分程(この間、曲がったのは一回のみ!さすが徳之島!!)ほぼ予定通りにお会いすることが出来ました。
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徳之島伊仙町の明石シズヱさん宅です。91歳になるシズヱさんは、お母様の「ふり茶」を見て育ち、ご自身も続けて行なってみえます。しかし時代の流れと共に、ふり茶を楽しむ光景が少なくなり、このままでは徳之島からふり茶が途絶えてしまうと考え、色々な活動をされています。現在は友人の徳永さんらと月一回ふり茶の会を行って見える様です。昨年11月ふり茶は伊仙町文化財として登録されました。
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こちらでは玄米茶を使用しています。グラム数も湯量も、時間も、シズヱさんが何度も何度も繰り返し試し考えた分量があります。スゴイことです。昔の人は目分量でその都度行なっていたものを、シズヱさんは皆ができるよう、数字で表しました。簡単な事ではないことは、泡に苦労する私自身本当によくわかります。
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注ぎ方もすごい。柄杓を使わず、桶からそのまま茶碗に注ぎます。これは難しい。私もやってみましたが、半分以上がこぼれました。大根と人参、落花生で和えたものと最中を用意してくださり、何度もお茶を飲み、色々なお話を聞かせていただきました。島の言葉は全くわかりませんでした。
本当に貴重な時間でした。参考になりました。何とも言えない、楽しさと穏やかさと、「ふり茶は親睦のためのお茶」とシズヱさんが言われることが良くわかります。頭の中が整頓できず、ここにどう書いていいのか定まりませんが、かなり心に響いてることは間違いないです。シズヱさん、ありがとうございました。

その後、徳永さんには犬田布岬を案内していただきました。
「遠くから、あなたが来るのに天気予報では雨だったから、なんとかならないものかと思いながらね・・・」など話をしながら歩きました。笑
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少しの時間でしたが、心温まる時間でした。
「あなたとは、初めて会った気がしないよ」って、私のことを、ちゃん付けで呼んでくれます。私もそんな気がしていたので、今日がもう再会だねなんて言いながら、また会おうねと約束。お土産までいただきました。黒糖、徳永さんの作ったジャガイモ、落花生。そしてなんとーーーー貴重な茶筅まで!!!!!!!!
色んな気持ちで、思わず溢れそうでした。

グッとこらえて、その後は、ひとり資料館へ。
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ありました!!!!!!!桶二つに、茶筅二つ。奥の茶筅なら泡立つのはわかりますが、手前の茶筅??で、本当に泡立つのでしょうか。。。写真でこのタイプのものは見ていましたが、実物を見て更に不思議になります。このタイプの茶筅を作って試してみようと思います。資料館の方々も本当に親切でした。なんと数ヶ月前に名古屋から引っ越してきたばかりの方もみえました。

島旅一日目、たくさんの何かをいただきました。自分の中で振り茶に対して考えることが多くありますが、また少し動いてみたいと思いました。がんばるよ。

二日目、これがまた・・・つづく。





島旅、色んな気持ち、色んなことが多すぎて、書ききれない。












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by nakane-ya | 2016-03-30 07:26 | 桶茶(振り茶)

観光協会ブースにて

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社会人の地域参加促進セミナー
いなぶ観光協会さんブースにて桶茶

多くの方に知っていただきました
様々な感想が聞け
楽しいひとときでした

稲武地区以外での桶茶は
勝手に「桶茶復活!」
なんて言い始めたころ以来かな
不思議な感覚でした

皆様ありがとうございました。
そして稲武Mさん、
今回もありがとうございました。
スタッフMさん、
我が子を上手に扱ってくれて
ありがとうございました。

やっぱり桶茶!!!












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by nakane-ya | 2016-01-24 21:07 | 桶茶(振り茶)

しっくりくる

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桶だ、やっぱり桶だ。御櫃じゃなくて桶だね。妙に畳が似合う。でも保管維持を考えなければやっぱり竹箍かな。稲武桶茶。

稲武に来ると、夏はブルーベリースムージー、その他は米粉のものが食べたくなります。
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素敵なディスプレイ。からすみ、おいしいんです。
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by nakane-ya | 2015-11-18 16:41 | 桶茶(振り茶)

桶屋に密着! -5-

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足助屋敷です。天気も良く、心地の良い空気です。
稲武桶茶用桶です。前回はこちら→
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変わった形の鉋で、底板を調節していきます。
何度もサイズを測っては、鉋で削ったりと、微調整が大変な桶茶用桶。
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Tさんお手製の柄の長い木槌で、底板を叩きはめ込んでいきます。
ここでの微調整もすごい!
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最後は上下の小口を仕上げます。
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槍のような「笹鉋」、この切れ具合も気持ちがいい!!
道具の手入れが行き届いていると違いますね~。プロですから、当たり前といえば当たり前ですが、でもスゴイです。
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で、で、で、
で、とうとう~~完成!!!!!!!!!!!!!!!
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とうとう、です。
早く振りたいな。初振り会とかしたいな。Mさんに笑われるだろうなー。
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屋敷母屋前の茶の木も元気です。良い景色、きっとこれから綺麗な花が咲くことでしょう。
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桶屋、そして鉋を愛するTさん、本当にありがとうございました。桶屋のことがほんの少しだけわかりました。稲武桶茶用桶、これから稲武の方々によって良い色合いに育って欲しいと願うばかりです。足助屋敷桶屋にて5回見学し思う事。知れば知るほど魅力がたくさん!桶屋だけでなく、足助屋敷の魅力は、まだまだ。通えば通っただけ溢れてきます。

来年こそ10年ぶりの足助寒茶作りに参加したいと思います!
足助屋敷は紅葉に向けて、準備が進んでいます。
とりあえず、五平餅紅茶納品だね。


















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by nakane-ya | 2015-09-17 08:18 | 桶茶(振り茶)

桶屋に密着! -4-

前回はこちら→
どこを見ても異空間、足助屋敷です。
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今回は、箍。
一本の銅線を丁寧に編みます。稲武桶茶用桶はサイズが特殊なため、初回はサイズが合わない可能性が高いとのこと。
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綺麗に編み込まれ、木槌でたたき、最後ははめ込みです。微調整しながら丁寧に。
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箍はめ終了後は、底板です。
通常はバリカキという道具を使用するのですが、稲武桶茶の桶は小さいのでサイズが合わず、ノミで溝をついていきます。
細かい作業ですが、「スコッ」という音がたまらなく良い音です。
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底板を荒削りして今回は終了。次回とうとう完成です。
Tさん、今回もありがとうございました。初めの箍は私の記念品となりました~「失敗して!」と目の前で念じてみるもんだね。

作業途中にやってきた浜松の若い男女。ものづくりが好きそうなんで話しかけると、なんと!男一人暮らしで御櫃を使っているとのこと。器は作家さんのものを買い付けに行き、菜食だとも。設計士。先日、土間のある家を作りましたと。今どきの見た目からは想像もつかない。足助屋敷だから色んな人がくるんだね~。ね~ふうこ。

ふうこ!11代目!!娘と誕生日が同じ。6代目やすしげ、私と同じ誕生日。7代目しげこ、おばあちゃんと同じ誕生日。笑
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魅力いっぱいの足助屋敷!























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by nakane-ya | 2015-08-27 23:59 | 桶茶(振り茶)
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稲武大野瀬梨野での桶茶用茶葉づくりを、とよたNOWでご紹介いただきました。
稲武桶茶用の茶葉は、稲武大野瀬梨野の各家庭にある茶畑の葉を使わせて頂いているのですが、この地域では今現在も自家用茶を作っています。
前回とよたNOW桶茶取材時に、自家用茶のことを知った映像舎Uさんが、とても素晴らしいこと!(この表現ではなかったです、もっと素敵な表現をされていました・・・・すみません)と、今回も取材に来てくださいました。話の流れで出た「自家用茶」というものに興味を示し、生産季節に忘れることなく連絡をくれるというUさん。前回取材後に番茶を探したとお聞きし、更に嬉しく、感謝したいと思います。

大野瀬梨野はとても素敵なところ。できることなら移住したいです。
稲武大野瀬梨野での桶茶用茶葉づくり、ご興味ある方はご覧ください!→
Uさん、ありがとうございました。ただ、背景が・・・・笑










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by nakane-ya | 2015-08-14 11:09 | 桶茶(振り茶)
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これが大野瀬の五平餅だーーーー!ここで食べると更に美味しい大野瀬の五平餅。
ということで、稲武桶茶用のお茶づくり三年目
私、摘み採り時間に間に合わず・・・・・皆さま、すみませんでした。
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摘み採り後の畑は、青い香りがほのかにしています。
まだまだ、いろいろと山盛りです。
稲武大野瀬梨野のみなさま、ありがとうございました。
Uさん、桶茶を気に掛けていただきありがとうございます!
礼儀正しいカメラマンさんもありがとうございました。


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まだまだ、まだまだ、まだまだ、まだまだ
「いつか復活!」なんて思ってから、早くも3年が経ちました。
今年もこの場所からこの景色が眺められることに喜び、稲武の皆様には本当に感謝したいと思います。
・・・・・・・・・・、もう少し・・・・・・・・・いきたいと思います。















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by nakane-ya | 2015-07-27 10:20 | 桶茶(振り茶)

桶屋に密着! -3-

前回はこちら→
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今回は底板と胴部仕上げです。
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先ずは内部。作業自体内部のため見て作業ができないので音で判断するのだそう。
そして外側。先ずは荒削りから。
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どんどん綺麗に仕上がっていきます。
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内丸鉋と外丸鉋の認識の違いを聞き、桶屋が特殊な職業だとつくづく感じました。
そして、こんなに綺麗になりました!次回もう少し外部を削り、胴部は完成です!!
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簡単に出来あがっている文章ですが、実際は何度も何度も削っています。稲武桶茶用の桶は特殊なサイズのため鉋自体合うものが少なく、微調整しながら何度も何度も。薄さに関しても、かなりの薄い桶のようで、削るのに回数と時間がかかるため、通常よりも腰への負担がかなりのもの。Tさん、お疲れ様です!ありがとうござます!!

というところで、今回は終了。また次回。

そして見学していると、入口から私の名前を呼ぶ声が・・・
なんと、お世話になっているOさん!御主人様と東京のお孫さん二人。
びっくりしました~、でもお会いできて良かったです!








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by nakane-ya | 2015-07-26 14:41 | 桶茶(振り茶)

桶屋に密着! つづき

前回はこちら→

今回は、竹クギどめ
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キリで穴を開ける作業ですが・・・・
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ものごっつ几帳面ぽい!(関西ご出身のTさんのまねしてみました)
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もちろん竹クギも作るのですが、丸く削るのではなく、竹皮部分を残し強くするのだそう。気持ちのいい削れ具合!
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組立てです。通常は木工用接着剤を使用するそうですが、この桶には御飯を押しつぶして練った「そっくい」を使用。私も練らせていただきましたが、これも大変な作業です。
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そっくいを塗って組立て
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桶だ・・・・・
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そっくいが乾くのを待ちます。

ということで、今回はこれで終了。また次回!
ふと、外を見ると異空間・・・・笑えるくらい非現実的。楽しい足助屋敷です!
かなりのボケ具合で見学していましたが、それでも丁寧に教えていただきました。
今回もありがとうございました!
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by nakane-ya | 2015-07-15 05:04 | 桶茶(振り茶)

桶屋に密着!

稲武桶茶用桶、とうとう三州足助屋敷桶屋Tさんによって作業開始です。ご迷惑を承知の上で、「稲武桶茶用の桶制作時に見学可能ですか?」と尋ねると快く承諾いただき行って来ました!

雨の足助屋敷は本当に雰囲気があって、しかも、いきなりこれがお出迎え。
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「輪積み」
桶の側材を柾割り後に乾燥させているところ。約半年この状態で乾燥させるのだそう。4年ぶりだというこの光景、素敵すぎます。ジェンガのようにひとつだけ抜こうと思っても全くびくともしないのです。

さあ、開始です!嬉しくてたまりません!!Tさんには実際に古橋懐古館にある桶茶実物を見ていただいているため、寸法も計算済み。懐古館の桶はとても不思議だというTさん。色んなお話を聞き、「へぇー」の連発です。先ず、銑という道具で「荒削り」。
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シャクシャクという音がたまりません。
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何度も削っていきます。
小口部分もこの薄さで削ります!さすがです。
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「角度決め」
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削って合わせてサイズを測って、何度も何度もです。
そして、箍の登場。
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何となく桶!稲武の桶っぽい形になってきました。きゃーーーーー!!桶です。
完成まで、まだまだですが、ちゃんと桶です!!
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簡単にまとめていますが、本当に地道な作業です。そんな作業をしかも稲武桶茶用の桶実物制作時にその場に居られることが本当に嬉しいです。今回、Tさんには桶の話だけではなく、その他にも多くの事を教えていただきました。ちょっと予想外です(笑)。でも本当に楽しい時間でした。

最後に願い事。Tさんに見られたら「俺を誰だと思ってる!!!怒 当たり前だろ!!」と、言われてしまうと思いながら飾っていると、後ろからTさん。うぇ~怒られると思いきや「がんばります」と・・・・
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Tさん、本当にありがとうございました。次回もお願いいたします。

ということで、
「稲武桶茶用桶」は、私の時間に合わせて作ってくれることになりました!

つづく。
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by nakane-ya | 2015-07-07 23:05 | 桶茶(振り茶)