島へ、お茶旅

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島へ行ってきました。
海を見て、その大きさや波の音にビビりながら、なぜか自分に「怖いけど頑張れ」と言いながら写真を撮ってきました。
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どこを見ても写真を撮りたくなる場所ばかり・・・余計なものが何もないと表現してしまうような素敵な島。
鹿児島県奄美群島の中心に位置する徳之島です。
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なぜ徳之島か。ここには泡を点てて飲むお茶「振り茶」があり、そして受け継がれてきている振り茶だというからビックリです。数年前までは、ほとんど情報も無く、ほぼ行われていないような感じでしたが、なぜかここ数年動きがあり、以前からいつかは行こうと思っていた徳之島だったので、このタイミング!ということで行ってきました。
さすがに飛行機で移動する距離。行き当たりばったりの私も今回はある程度準備をしてから行きました。全く知り合いのいない徳之島。資料館に問合せ、資料を送っていただき、振り茶活動をするグループの方を紹介していただき、その方に連絡、待ち合わせまで決めて行きました。飛行機の乗り継ぎもうまくいき、レンタカーで40分程(この間、曲がったのは一回のみ!さすが徳之島!!)ほぼ予定通りにお会いすることが出来ました。
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徳之島伊仙町の明石シズヱさん宅です。91歳になるシズヱさんは、お母様の「ふり茶」を見て育ち、ご自身も続けて行なってみえます。しかし時代の流れと共に、ふり茶を楽しむ光景が少なくなり、このままでは徳之島からふり茶が途絶えてしまうと考え、色々な活動をされています。現在は友人の徳永さんらと月一回ふり茶の会を行って見える様です。昨年11月ふり茶は伊仙町文化財として登録されました。
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こちらでは玄米茶を使用しています。グラム数も湯量も、時間も、シズヱさんが何度も何度も繰り返し試し考えた分量があります。スゴイことです。昔の人は目分量でその都度行なっていたものを、シズヱさんは皆ができるよう、数字で表しました。簡単な事ではないことは、泡に苦労する私自身本当によくわかります。
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注ぎ方もすごい。柄杓を使わず、桶からそのまま茶碗に注ぎます。これは難しい。私もやってみましたが、半分以上がこぼれました。大根と人参、落花生で和えたものと最中を用意してくださり、何度もお茶を飲み、色々なお話を聞かせていただきました。島の言葉は全くわかりませんでした。
本当に貴重な時間でした。参考になりました。何とも言えない、楽しさと穏やかさと、「ふり茶は親睦のためのお茶」とシズヱさんが言われることが良くわかります。頭の中が整頓できず、ここにどう書いていいのか定まりませんが、かなり心に響いてることは間違いないです。シズヱさん、ありがとうございました。

その後、徳永さんには犬田布岬を案内していただきました。
「遠くから、あなたが来るのに天気予報では雨だったから、なんとかならないものかと思いながらね・・・」など話をしながら歩きました。笑
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少しの時間でしたが、心温まる時間でした。
「あなたとは、初めて会った気がしないよ」って、私のことを、ちゃん付けで呼んでくれます。私もそんな気がしていたので、今日がもう再会だねなんて言いながら、また会おうねと約束。お土産までいただきました。黒糖、徳永さんの作ったジャガイモ、落花生。そしてなんとーーーー貴重な茶筅まで!!!!!!!!
色んな気持ちで、思わず溢れそうでした。

グッとこらえて、その後は、ひとり資料館へ。
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ありました!!!!!!!桶二つに、茶筅二つ。奥の茶筅なら泡立つのはわかりますが、手前の茶筅??で、本当に泡立つのでしょうか。。。写真でこのタイプのものは見ていましたが、実物を見て更に不思議になります。このタイプの茶筅を作って試してみようと思います。資料館の方々も本当に親切でした。なんと数ヶ月前に名古屋から引っ越してきたばかりの方もみえました。

島旅一日目、たくさんの何かをいただきました。自分の中で振り茶に対して考えることが多くありますが、また少し動いてみたいと思いました。がんばるよ。

二日目、これがまた・・・つづく。





島旅、色んな気持ち、色んなことが多すぎて、書ききれない。












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by nakane-ya | 2016-03-30 07:26 | 桶茶(振り茶)