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ぼてぼて茶を求めて

島根県松江です。
稲武桶茶に何かヒントはないかと、行って来ました。遠い~。
松江だから「優雅に抹茶~~」なんて言ってる時間もないので、すぐに塩見茶屋さんへ。
松江城内堀沿いのテラス席で。
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あたり前ですが、泡立てた状態で持って来てくれます。「ぼてぼて」と音すら聞こえず、取り敢えず軽く説明はくれますが、なんとも呆気なく。具を全部入れ片手で茶碗を回し揺らし、最後に鼓をたたくように完食するのですが、無理。説明時にも最後は残るので・・・・と。
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誰か~~、お手本を!!!!お茶に興味を持つ以前にテレビで上手に食べる人を見た記憶があるのですが、その人は今どこに~~~。
次は、へるんの小径さんへ。
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こちらでも泡立てた状態で出てきそうだったので、奥から音が聞こえた瞬間、「すみませ~ん、見せてもらってもいいですか」と、表で実演してもらいました。
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手慣れた感じで見事に泡立つ。色々と情報は頂きました。名物として20年前くらいからだそう。でも実際に継がれているものではありませんでした。物産館へ行き、お茶お菓子などの情報収集。でも、ぼてぼて茶については何も。この時点で、辺りは薄暗くなり閉館閉店時間も早い・・・・
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宍道湖の夕日を横目に急いで中村茶舗さんへ。ここは、稲武桶茶で使用していた茶筅を取り寄せたお店で、ぼてぼて茶と道具の取扱いがあり、奥様がご親切に店奥から昭和の貴重な本を見せてくれたりで、色々と教えていただきました。

松江・・・・・・夜が早い。そば処なのに蕎麦屋が19時までとか。開いていた蕎麦屋に入るも家で茹でる蕎麦と変わらない体験的割子そば。蕎麦好きには物足りないし。

宿泊先も決めずに行く私。
「神在月だからいっぱいだよ~」なんて言われ、4軒目でやっと(笑)
1日目、色々と分かってきた、ぼてぼて茶事情。ほとんどの人が知らない、ぼてぼて茶。
2日目は、どこをどうすれば・・・・・と、行く当てもなく。

つづく
by nakane-ya | 2014-10-30 09:42 | 桶茶(振り茶)